[Embarcadero] デベロッパーキャンプツアー in 名古屋
2011年 03月 03日
エンバカデロがついに名古屋に来たっ!
というわけでエンバカデロ・デベロッパーキャンプのツアー in 名古屋に参加してきました。
地元名古屋ということで余裕をもって会場入りできました。場所は名駅のウインクあいち。
いやー春が近いといってもさすがビル街、風が強すぎです(´・ω・`)
会場はさすがに東京ほどの規模はありませんが、一応満席に近い状態となりました。
今回は前回と違って
新製品や現行製品の次期バージョンについての話がメインだというので、
前の席を陣取ってスマフォでのツイッターもスタンバイ!
まずは海外担当副社長兼ジェネラルマネージャー ナイジェル・ブラウン氏が
将来のエンバカデロの戦略について熱く語ります。
普段は熱くなりすぎて時間切れになることが多いらしいですが、
今回はきっちり収められたようです(それでもギリギリでしたがw)
まずER/Studioの世界的な採用の実績について語りました。
私は正直ER/Studioは(高価すぎるのと個人じゃまず使わないのもあって)
興味なかったのですが、○プシやディ○ニーでの採用例もあるとのことで
企業レベルでの採用ならアリかも…とも思いました。
次に語られたのは DB PowerStudioという新製品。…新製品と言われましたが
個人的には既存製品のセット売りを始めたようにしか見えませんでした。
うーん、あまり興味を持ってないと頭に入りづらいですねw
さて製品としてはDBA EditionとDeveloper Editionの2エディション提供とのことで、
DBA Edition = DBArtisan + ChangeManager + DBO
Developer Edition = RapidSQL + ChangeManager + DBO
だそうです。まぁこれはちょい前から出ている情報なので割愛します。
次は待ちに待った開発ツールの将来。
開口一番、「今年は開発者にとってエキサイティングな年になる」とのこと。
超、エキサイティン!!
まず以前より語られてた64bit対応とクロスプラットフォームに続き、
スライドには VCL+ の文字が。いったいどういう拡張が行われるのだろうか…
そして右端にはスマートフォンらしき画像が。
もしやネイティブDelphiでスマフォ開発ができるようになるのだろうか…
詳しいことは語られませんでしたが、非常に興味がわきますね。
また、ボーランド時代では軽んぜられた研究開発への投資や
ドキュメント整備への投資を強化し、よりよい開発環境の提供を目指すそうです。
最後に語られたのはToolCloudの将来について。
現在はエンバカデロの製品に限ったクラウド提供ですが、将来的には
あらゆるソフトウェアを選択して即時実行できる完全なクラウド環境を提供するそうです。
従来のソフトウェアのように試用・購入のたびにダウンロードやインストールに
時間をかけなくてもすむ…それはまるでiPhoneを使ってAppStoreでアプリを購入するような
手軽さ、だそうです。
続いて日本法人 代表の藤井氏のセッションです。
ここではDelphi/C++ Builderの64bit版についてのお話。
(私は知らなかったんですが)C++Builderの64bit化はDelphiに遅れて
やってくるとの前情報だったのですが、どうやら平行して進めているようです。
C++ Builder使いの方には朗報ですね。となれば RAD Studioとしての64bit版も
同時に出ることになります。期待しましょう。
こちらのスライドにもVCL+の文字がありましたが、やはり語られず…
すんげー気になるw
また、これも以前より言われてましたがIDEはまず32bitのままで、
段階的に64bit対応を進めるそうです。ただ、32bitIDEからも64bitアプリの
デバッグを行えるようにはするらしいので、64bitアプリ開発の効率の点は
心配なさそうです。
その他、64bit化に伴う移行時の注意点などが紹介されました。
藤井氏のセッションからそのままQAコーナーに移り、いくつか
会場からQAが出たので順不同で一部紹介します。私の頭が理解しきれず
おかしなAnswerになっているかもしれませんがそこは許して…w
Q1. クラウドつっても結局ソフトダウンロードするから巨大なアプリだと遅いんじゃない?
A1. ToolCloudは新技術により仮想環境作成&ソフトウェアストリーミング配信を行う。
そのため初回はやや時間がかかるが、それでも通常インストールよりは断然速い。
キャッシュもされるから2回目以降は普通の速度。HDDは埋まるけどね。
Q2. Delphiのドキュメントへぼくない?
A2. 確かに。でもさっき言ったように投資を進めているので今後に期待してくれ。
Q3. Prismなどはwikiベースでリファレンス提供してるけど結局本家の翻訳版でしか
ないならwikiの意味ないんじゃない?
A3. 確かに。wikiなんだから日本語版のほうが先に最新化されても良いと思う。
ただ実際に各言語版で同期を取るのは非常に大変だ。
どうやれば一番よいか今検討しているところなので、しばらくは見守っていて欲しい。
Q4. Prismの将来がほとんど語られてないんだけど実際のとこどうなのよ?
A4. 実は今年動きがある。何を隠そう、Android 開発対応だ。
Q5. PrismのAndroid対応って…まさかEclipse化?
A5. いや、現在のVS/MonoDevelopによる開発スタイルは変わらない。
さて、私にとってこの日のメインディッシュはまさにA4とA5です。
VS/MonoDevelopのままAndroid開発…って時点で、
MonoDroidかCooperを絡めてくると考えて間違いなさそう。
もはやwktkが止まらない。あ、個人的にはCooper希望しますw
最後にエバンジェリストの高橋氏のセッション…マイグレーションのお話です。
これは東京でも聴いたので割愛w
ただ、ボトルネック探しのツールとしてCodeSiteとAQTimeが紹介されましたが
AQTimeはかなり欲しいですね。調べたところ.NETアプリでも使えるようなので、
既にCodeSiteがついているPrismにも是非AQTimeを…
-----
そんなわけで東京イベントに比べて地味な感じでしたが、
個人的には欲しかった情報も手に入って非常に充実した1日でした。
3月30日に東京で行われるデベロッパーキャンプではより詳しい情報が
出てくるようなので、私は行けませんが楽しみにしています。
というわけでエンバカデロ・デベロッパーキャンプのツアー in 名古屋に参加してきました。
地元名古屋ということで余裕をもって会場入りできました。場所は名駅のウインクあいち。
いやー春が近いといってもさすがビル街、風が強すぎです(´・ω・`)
会場はさすがに東京ほどの規模はありませんが、一応満席に近い状態となりました。
今回は前回と違って
新製品や現行製品の次期バージョンについての話がメインだというので、
前の席を陣取ってスマフォでのツイッターもスタンバイ!
まずは海外担当副社長兼ジェネラルマネージャー ナイジェル・ブラウン氏が
将来のエンバカデロの戦略について熱く語ります。
普段は熱くなりすぎて時間切れになることが多いらしいですが、
今回はきっちり収められたようです(それでもギリギリでしたがw)
まずER/Studioの世界的な採用の実績について語りました。
私は正直ER/Studioは(高価すぎるのと個人じゃまず使わないのもあって)
興味なかったのですが、○プシやディ○ニーでの採用例もあるとのことで
企業レベルでの採用ならアリかも…とも思いました。
次に語られたのは DB PowerStudioという新製品。…新製品と言われましたが
個人的には既存製品のセット売りを始めたようにしか見えませんでした。
うーん、あまり興味を持ってないと頭に入りづらいですねw
さて製品としてはDBA EditionとDeveloper Editionの2エディション提供とのことで、
DBA Edition = DBArtisan + ChangeManager + DBO
Developer Edition = RapidSQL + ChangeManager + DBO
だそうです。まぁこれはちょい前から出ている情報なので割愛します。
次は待ちに待った開発ツールの将来。
開口一番、「今年は開発者にとってエキサイティングな年になる」とのこと。
まず以前より語られてた64bit対応とクロスプラットフォームに続き、
スライドには VCL+ の文字が。いったいどういう拡張が行われるのだろうか…
そして右端にはスマートフォンらしき画像が。
もしやネイティブDelphiでスマフォ開発ができるようになるのだろうか…
詳しいことは語られませんでしたが、非常に興味がわきますね。
また、ボーランド時代では軽んぜられた研究開発への投資や
ドキュメント整備への投資を強化し、よりよい開発環境の提供を目指すそうです。
最後に語られたのはToolCloudの将来について。
現在はエンバカデロの製品に限ったクラウド提供ですが、将来的には
あらゆるソフトウェアを選択して即時実行できる完全なクラウド環境を提供するそうです。
従来のソフトウェアのように試用・購入のたびにダウンロードやインストールに
時間をかけなくてもすむ…それはまるでiPhoneを使ってAppStoreでアプリを購入するような
手軽さ、だそうです。
続いて日本法人 代表の藤井氏のセッションです。
ここではDelphi/C++ Builderの64bit版についてのお話。
(私は知らなかったんですが)C++Builderの64bit化はDelphiに遅れて
やってくるとの前情報だったのですが、どうやら平行して進めているようです。
C++ Builder使いの方には朗報ですね。となれば RAD Studioとしての64bit版も
同時に出ることになります。期待しましょう。
こちらのスライドにもVCL+の文字がありましたが、やはり語られず…
すんげー気になるw
また、これも以前より言われてましたがIDEはまず32bitのままで、
段階的に64bit対応を進めるそうです。ただ、32bitIDEからも64bitアプリの
デバッグを行えるようにはするらしいので、64bitアプリ開発の効率の点は
心配なさそうです。
その他、64bit化に伴う移行時の注意点などが紹介されました。
藤井氏のセッションからそのままQAコーナーに移り、いくつか
会場からQAが出たので順不同で一部紹介します。私の頭が理解しきれず
おかしなAnswerになっているかもしれませんがそこは許して…w
Q1. クラウドつっても結局ソフトダウンロードするから巨大なアプリだと遅いんじゃない?
A1. ToolCloudは新技術により仮想環境作成&ソフトウェアストリーミング配信を行う。
そのため初回はやや時間がかかるが、それでも通常インストールよりは断然速い。
キャッシュもされるから2回目以降は普通の速度。HDDは埋まるけどね。
Q2. Delphiのドキュメントへぼくない?
A2. 確かに。でもさっき言ったように投資を進めているので今後に期待してくれ。
Q3. Prismなどはwikiベースでリファレンス提供してるけど結局本家の翻訳版でしか
ないならwikiの意味ないんじゃない?
A3. 確かに。wikiなんだから日本語版のほうが先に最新化されても良いと思う。
ただ実際に各言語版で同期を取るのは非常に大変だ。
どうやれば一番よいか今検討しているところなので、しばらくは見守っていて欲しい。
Q4. Prismの将来がほとんど語られてないんだけど実際のとこどうなのよ?
A4. 実は今年動きがある。何を隠そう、Android 開発対応だ。
Q5. PrismのAndroid対応って…まさかEclipse化?
A5. いや、現在のVS/MonoDevelopによる開発スタイルは変わらない。
さて、私にとってこの日のメインディッシュはまさにA4とA5です。
VS/MonoDevelopのままAndroid開発…って時点で、
MonoDroidかCooperを絡めてくると考えて間違いなさそう。
もはやwktkが止まらない。あ、個人的にはCooper希望しますw
最後にエバンジェリストの高橋氏のセッション…マイグレーションのお話です。
これは東京でも聴いたので割愛w
ただ、ボトルネック探しのツールとしてCodeSiteとAQTimeが紹介されましたが
AQTimeはかなり欲しいですね。調べたところ.NETアプリでも使えるようなので、
既にCodeSiteがついているPrismにも是非AQTimeを…
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そんなわけで東京イベントに比べて地味な感じでしたが、
個人的には欲しかった情報も手に入って非常に充実した1日でした。
3月30日に東京で行われるデベロッパーキャンプではより詳しい情報が
出てくるようなので、私は行けませんが楽しみにしています。
by tsukigaoka
| 2011-03-03 23:52
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